英語学習の手引き
2012-1-24UPDATE
okuyama710
たくさんの洋書を読んでみたいけど、自分の英語力でぎりぎり読める本がわからない!という方の為に、自分の英語レベルにあった洋書を見つけて、英語の本をすらすら読めるようになる方法を紹介します。
776人
英語を学習するのに最も適した勉強方法は、英語にたくさん接することだといわれています。英語の4大スキル「聞く」「読む」「書く」「話す」のうち「読む」について考えてみると、英語にたくさん接するということはたくさん読むということになります。
すなわち「多読」です。
日本には「SSS英語多読研究会」や「日本多読学会」など英語学習者の多読を応援する素敵な組織・団体があります。
多読を推奨しているSSS英語多読研究会では、洋書の読みやすさをYL(読みやすさレベル)という数値で評価して分類しています。YLは0.0から9.9まであり、数値が低いほど読みやすいものとなっています。
そのYLはどうやって決めているかというと、英語の先生や全国のタドキスト(多読愛好家のこと)の評価をもとにしているそうで、信頼できるバロメーターといえるでしょう。
多読を始めるのにハリーポッターの洋書版を読んでみるというのは良いアイデアですが、英語圏の子供でも読めるハリーポッターでも、YLで表すと6.0~7.5だそうです。(SSS英語多読研究会「多読用基本図書のYL表」より)
これは多読のスタート段階としては難しすぎる本といえます。
本を選ぶ前に、SSS英語多読研究会による多読の三大原則を紹介します。
英語学習といえば、わからない単語を英和辞典・和英辞典・英英辞典を駆使して調べることで身に付いていくものだと英語の先生に教えられました。
たしかに身体を使って手間を掛けることでしっかり覚えられるという効果はありますが、『多読』をする場合はこのセオリーはいったんわきに置いておかなければなりません。
辞書を引いてはならないのです。「辞書」というものは、もうこの世に存在しないんだと考えてください。
ただし、本の中で何度もでてきて重要そうな単語は調べてください。辞書が使えるのは1冊3回までです!
辞書を引かないということはこういうことなのです。わからないところは飛ばしてください。英語の先生には怒られてしまうやり方ですが、大事なのはたくさん読むことです。完璧に読むことではありません。
日本語でも、裁判や病院のドラマで役者さんがものすごく難しい専門用語を使っているとき、いちいちウィキペディアでそれを調べたりしないはずです。これはたぶん専門用語なんだろうなあ、くらいで流すはずです。
わからないところをいさぎよく飛ばす勇気が必要です。
え?と思ってしまいますが、たくさん読むためにはそれでいいのです。辞書を引かず、わからないところをガンガン飛ばして読んでいれば、なんにも内容がわからないということがよくあります。
そういう場合はその本ごと飛ばしてしまいましょう。その本は今のあなたには難しすぎるのです。YLの低い本に変えて、すらすら読める本を探しましょう。
多読の三大原則を守るために大事なことは自分に合った本を選ぶことが重要です。
つまり、辞書を引かなくてもすらすら読めて、わからないところは前後の関係から推測できて、読んでいて苦じゃない本を選ばなければなりません。
おすすめは、多聴多読ステーションというサイトでYLをもとに読みたい本を探し、近くの図書館でその本を借りるという方法です。
さあ、多聴多読ステーションで立ち読みして、すらすら読めそうな洋書を探してみましょう!